ハーブとは、さまざまな用途に用いられ、生活に役立つ有用植物の総称であり、美容や健康、精神衛生などに効果があると言われています。
植物を用いた染色技術は、紀元前3000年頃から始まったとされていおり、人々の生活には欠かせないものでした。
1856年に合成染料が発見されてから約160年。安価でつねに同じ色が染まる点からさまざまな化学染料が用いられるようになりました。
しかし、化学染料で染められた色は実際植物の色のイメージだけしか伝えられません。
自然本来の色は、人の心を癒したり、豊かにするなど
不思議なパワーがあります。
染料となる植物が持つそれぞれの物語に、お客様それぞれの思いをプラスした特別なオリジナル商品を製作していきます。
染料と触媒の選定
今回、第1弾の染料は、マリーゴールドとレモンクラスです。
(写真は生地をマリーゴールドで染色中)
●染料について
染料の調合:
・マリーゴールド ミョウバン
・マリーゴールド 鉄
・レモングラス ミョウバン
・レモングラス 鉄
※マリーゴールドは、乾いた状態で被染物に対して10%使用
レモングラスは、乾いた状態で被染物に対して30%使用
ミョウバンは7-8%、鉄は1%(生地のg数に対して)
染色の様子
一枚ずつ手作業で丁寧に染色を行っております。
(写真はマリーゴールドで生地を染色)
ハーブ染めした生地と色比較(一部紹介)
製品開発(試作品一例)
自然の優しい色合いをいかした「女性らしく」「品のある」持ち歩くたびに嬉しくなるような美しいハンカチの制作を行ってまいります。
ハーブの提供下さった ガーデンアンダンテ様